現在、新型コロナウイルスが蔓延しており、外出を控えることを各自治体から要請されています。
この記事では
- 外出自粛の意図
- 兵庫県議としての動き
の2項目でまとめていきたいと思います。
⒈外出自粛の意図
各自治体からの外出要請の中、仕事をされている方、育児中の方、この状況がいつまで続くのかということが気になられていると思います。
まずは、この記事。
https://r.nikkei.com/article/DGXMZO57816670Y0A400C2000000?s=4
「コロナ禍はいつおさまるのか、山中教授が出した答え」という日経新聞web版の記事です。
コロナはマラソンに例えられており、収束は1年ほどかかるかもしれないと書かれています。
そんな中、1ヶ月外出自粛したところでなんの意味があるねん。と思われる方もいると思います。
ここでのキーワードは「医療崩壊」です。
感染力が強いとされる新型コロナウイルスは、外出を自粛しない場合、1度にたくさんの感染者を出します。
そして、感染者の中でも一定の割合で重篤な症状を持つ患者が発生します。
また今回のような感染のリスクの高い感染症は指定感染症病院という病院に隔離されることとなります。
一般病院と比べ、指定感染症病院は断然に少なく、今回のような大規模感染症を想定して作られたものではありません。
(当初の想定の意図としてはエボラ等の海外からの症状が分かりやすく、感染を防ぎやすい感染症を想定していると思われます。)
そのため、1度に大量の新型コロナウイルス患者が発生し、大量の重篤患者が現れた場合、病院は間違いなく崩壊します。
今、有効なワクチンもないと言われています。
だからこその「外出自粛」なのです。
外出を控えることによって、1度に大量の患者の発生を緩やかにし、重篤とされる患者にしっかり医療が届くようにするための施策なのです。
無症状であってもウイルスを持っている可能性もあります。だからこそ、1ヶ月外出を自粛していただきたいのです。
あなたが外出を自粛することによって適切な治療が受けられ、助かる命があります。
⒉兵庫県議としての動き
ネットの風評でも流れている通り、
井戸知事の危機感のなさが浮き彫りとなっています。
国からの追加での補正予算が来週にでも決定するのですが、兵庫県が独自に行う施策というものが見当たらない現状です。
小池百合子都知事が知事は中間管理職になってしまったと述べていましたが、兵庫県はまさに国のいう通りに動くだけであり、本当に県民の人命を守ろうという意思が感じられません。
来週の頭に、兵庫県として休業要請を行うかの判断がくだります。
兵庫県には協力金を払える財力はありません。
しかし、本当に人民の命を守るためには、業界団体から、猛烈に叩かれたとしても、大幅に踏み切る必要があります。(せめて、阪神間、播磨は間違いなく休業要請の必要があると思います。)
その判断を知事がどう判断するのかしっかり見ていきます。
話は変わりますが、現金30万給付の基準も低すぎです。政府の姿勢がすごく残念な気持ちになりました。
地方分権の必要性を改めて感じています。
訴えていくこと
・テレワーク等の一層の推進
兵庫県内JR等を確認していましても、大阪は人が減っていると聞きますが、兵庫県は変わりないと聞きます。県内企業にテレワークの推進を要請するように訴えていきます。
・内定取り消し等の被害を受けた方の雇用
業績の悪化により、内定の取り消しを受けた学生が多数存在します。収入レベルが下がることによって自殺が増えるとのデータもあります。県として、雇用を支援できるよう訴えていきます。
・密集する店の休業
兵庫県内組織の力が強く、休業補償がないのに休業なんてできませんという業界団体が多数存在します。人命の為、知事にはリーダーシップを取ってもらい休業してもらわねばなりません。
・自粛期間中家庭内の虐待増加防止
イギリスでは外出自粛した場合、家庭内暴力が25%増えるとのデータがあります。ただでさえ緊急事態にも関わらず、子供たちや女性が危険にさらされることは絶対に防がなければなりません。
・病床の更なる確保
大阪府は3000床の病床を目指すと述べているにも関わらず、兵庫県は500床だけの確保となっています。
感染がさらに拡大した場合、諸外国の人口と感染者数を兵庫県の500万人とを比較した場合、500床で足りるとは思えません。引き続き訴えていきます。
兵庫県として対策を行わなければならないこと、実現してほしいこと等、皆様から広くご意見を集めております。Twitter、Facebook、問い合わせフォーム、メールなんでも結構です。ご意見お待ちしております。